「分譲会社＝不動産業」の観点から「土地取引がメインで建物はオマケ」という慣習が業界から少なからず感じられ、また、「分譲会社の建物は企画物だから大量生産が可能な仕様とデザインが当たり前、安かろう悪かろう」という風潮があります。
その結果、「建物造り」という点について関して「企画をする楽しみ」を感じていない業界社員が世の中には多いのです。

「分譲用地を仕入れたら業務終了」ではないのです。
そのために土地のみならず建物について真剣に向き合うことは当然であります。
「建物の企画はいつもと同じで良い」「無難（万人受けする）な間取りと仕様で良い」「建物が完成しても想像できるから見に行かない」といった「いつもの流れ作業」のように企画した建物で魅力的な商品が提供できるだろうか。
その商品を購入したお客様は心から喜んでくれるのだろうか。

分譲業者にとっては、これまでの数多く引渡してきた商品の内のたった１棟にすぎないかもしれない。
しかし、その１棟を購入されたお客様はご家族と共に何十年も住み続け、そこには様々なドラマがあり、大半の方が３５年間もの長きにわたって住宅ローンを返済していくのです。

「家を建てる」ということは、間取りや仕様、デザインや色決めに至るまで大変な作業です。
しかし、仮に「自身が住むための家造り」だとしたら、大変だからこそやり甲斐と楽しみ、完成したときの達成感をきっと感じることができるはずです。

分譲商品も同じように、そう想いながら企画した建物であれば、きっとお客様も満足していただいて、喜んで購入してくださることでしょう。
数多くの分譲商品を内覧し、検討してきたお客様であるからこそ、商品企画をした社員の想いは必ず伝わるのです。

社員自身がワクワクしながら企画した唯一無二の分譲商品を、喜んで購入して下さるお客様を常に想像ができる、そんな素敵な企業に成長していきたい。

その想いを形にしたのが弊社が展開する「GRAN FREED」シリーズなのです。

「GRAN　FREED」シリーズを展開させることが可能となった大きな理由はグループ会社に注文建築会社を有している点です。
その結果、注文建築戸建てをワースクリードが分譲商品化とすることにより「注文建築のような分譲商品」をお客様に提供させていただける・・・

我々ワースクリードは、このような想いを胸に社会貢献を実現させていく企業を目指します。